パサつく髪はどういった髪の状態なの?
乾燥する季節になると、お肌のカサつきが気になります。
このとき実は、お肌だけでなく髪の毛も乾燥による影響を受けています。
髪の毛は水分を吸収する性質が有ります。
湿度の高い時は、水分を吸収して膨らみます。
乾燥している時は、水分を失いパサついてしまいます。
パサついた髪の毛は扱いにくいし、見た目にも美しくありません
季節の影響による髪の毛の乾燥は、
時間と共に自然に解消されることが多いです。
ヘアクリームなどのケア用品を利用すると、より早く解消されます。
しかし、もし髪の毛が季節に関わらず1年中パサついているのなら、
それはキューティクルがダメージを受けているせいかもしれません。
髪の毛1本1本は、外側から順にキューティクル、コルテックス、メデュラという3層で構成されています。
この1番外側にある、キューティクルは、髪の毛を外的環境から保護する役割が有ります。
キューティクルがダメージを受けて傷ついたり、剥がれたりしてしまうと、髪の毛の内側にある構造がむき出しになってしまいます。
キューティクルの内側にあるコルテックスは、毛髪に適度な水分としなやかさを与えています。
このコルテックスが失われ、スカスカになってしまった髪の毛は水分を保持することが出来ません。
そうなると、髪の毛はずっとパサついた状態になってしまいます。
キューティクルにダメージを与える大きな原因の1つは、日々の間違ったヘアケアです。
・必要以上に洗浄力の強いシャンプーを使うこと
・ドライヤーやコテで髪の毛を熱くし過ぎてしまうこと
・キューティクルが剥がれてしまう方向にブラッシングやブローをしてしまうこと
・紫外線対策をしないこと
これらは全てキューティクルにダメージを与えてしまいます。
髪の毛には自己修復力がありません。
だから、一度痛んでしまうと元に戻りません。
お肌のように、ニキビや赤みが出ても時間が経てば元通りに戻る、とはならないのです。
だからこそ、髪の毛には正しいケアを行うことが大切です。
毎日こつこつと適切なヘアケアを積み重ねることが、美しい髪の毛を生み出します。
髪の毛がパサついている人は、日々のヘアケアを見直してみましょう。
私も実際に、髪の毛がパサついてダメージがひどかったので、洗い流さないトリートメント「リシリッチ」を使い続けたところ、指通りもとてもよくなってサラサラヘアーが保てていますよ